バッド・レリジョン『サファー』(1988年)〜メロディック・ハードコアの始祖、アメリカンパンクの誇り〜

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こんにちはマナです、今日はバッド・レリジョンのアルバム『サファー』を紹介します。

それでは、いきましょう!

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【バッド・レリジョン バンド紹介】

バッド・レリジョン(Bad Religion)はアメリカ合衆国・カリフォルニア州で1980年に結成されたパンク・ロック・バンドだ、アルバム『サファー(Suffer)』リリース時のメンバーは以下の5名。

  • グレッグ・グラフィン(ボーカル)
  • ブレット・ガーヴィッツ(ギター)
  • グレッグ・ヘトソン(ギター)
  • ジェイ・ベントリー(ベース)
  • ピート・ファインストーン(ドラムス)

【メロディック・ハードコアのゴッドファーザー】

バッド・レリジョンは1980年にアメリカ合衆国、カリフォルニア州で結成されたパンクロックバンドだ。

 

ハードコアパンクにポップなメロディを持ち込むことで新たにメロディック・ハードコアというジャンルの基礎を作り上げ、2021年現在に至るまで活動を続ける偉大なるバンドである。(同じくメロコアの始祖的なバンドとしてディセンデンツ7Secondsがいる)

【伝説のファーストアルバム『How Could Hell Be Any Worse? 』】

バッド・レリジョンは1982年にファーストアルバム『How Could Hell Be Any Worse? 』をリリースし多数のパンクス達の支持を獲得する。

その後1983年にセカンドアルバム『Into the Unknown』をリリースするがシンセサイザーを導入した作風は多くのパンクス達に受け入れられずほとんど売れなかった。

僕は実際に聴いてみたことがあるけどプログレッシブ・ロックやポストパンクの音に近いかな、バッド・レリジョンのアルバムとしては確かにどうかと思うが嫌いではない、このセカンドアルバムは現在では廃盤になっている。

 

その後、ほぼ解散状態に陥っていたバッド・レリジョンだったが自分達のルーツであるパンクを見つめ直し、1985年に5曲入りのEP盤『Back to the Known 』でパンクシーンに帰還を果たす。

【グリーン・デイ、オフスプリング等とメロコア時代を作り上げた!】

セカンドアルバムで迷走したバッド・レリジョンは1988年に今なお伝説と呼ぶにふさわしいサードアルバム『Suffer』を発表する、ここがバッド・レリジョンが真のパンクバンドとしてリスタートとした地点だろう。

 

このアルバムはほとんどが1〜2分の曲で構成されており、後のNOFX、オフスプリング、ペニーワイズなどのメロディック・ハードコア勢に多大な影響を与えた、収録時間も約26分しかないファストなアルバムだ。

ほとんど高速メロディック・パンクで占められているこのアルバムは鬱屈した青春を送っている若者にとっては手放せないアルバムになるだろう!

 

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【アルバム『サファー』 収録曲紹介】

1. ユー・アー(ザ・ガヴァメント)[You Are (The Government)] (1:22)

いきなり疾走抜群のイントロでスタートする、グレッグ・グラフィンの熱いボーカルが炸裂する名曲

 

2. ワン・サウザンド・モア・フールズ[1000 More Fools] (1:35)

切れ味鋭いサウンドと辛辣な歌詞が胸を抉る!

 

3. ハウ・マッチ・イズ・イナフ?[How Much Is Enough?] (1:22)

消費社会に警鐘を鳴らした鋭い歌詞がバッド・レリジョンらしい。

4. ホェン?[When?] (1:40)

5. ギヴ・ユー・ナッシング[Give You Nothing] (2:02)

6. Land of Competition (2:04)

7. Forbidden Beat (1:57)

8. Best for You (1:55)

9. Suffer (1:47)

アルバム

10. Delirium of Disorder (1:39)

11. Part II (The Numbers Game) (1:41)

12. What Can You Do? (2:44)

13. Do What You Want (1:07)

 

14. Part IV (The Index Fossil) (2:04)

15. Pessimistic Lines (1:07)

 

 

 

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