ブリング・ミー・ザ・ホライズン『カウント・ユア・ブレッシング』(2006年)〜UKモダンロックの覇者その原点〜

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こんにちは運営者のマナです、今日は凶悪極悪デスコアバンド、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのファーストアルバム『カウント・ユア・ブレッシング』をご紹介します。

現在のブリング・ミー・ザ・ホライズンとは全然違うイカれたサウンドです!

それではいってみましょう!

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【ブリング・ミー・ザ・ホライズン メンバー紹介】

ブリング・ミー・ザ・ホライズン(Bring Me The Horizon)は今やUKを代表する大人気ロックバンドだ、2004年にイングランドのヨークシャー州シェフィールドで結成された。

アルバム『カウント・ユア・ブレッシング』リリース時のメンバーは以下の5名。

  • オリヴァー・サイクス(ボーカル)
  • リー・マリア(ギター)
  • マット・キーン(ベース)
  • カーティス・ワード(ギター)
  • マット・ニコルス(ドラムス)

【初期のブリング・ミー・ザ・ホライズンはデスコアバンドだった!】

BMTHDeathcore(デスコア)というジャンルのバンドとしてスタートした。

音符ちゃん
音符ちゃん

デスコアってなに?

マナ
マナ

デスメタルとメタルコアをミックスした音楽だよ

ファーストアルバム『カウント・ユア・ブレッシング』はBMTHの純粋な意味で最後のデスコア作品なのではないか。セカンド『Suicide Season』(2008年)ではエレクトロの要素を取り入れ、デスコアというよりメタルコア/エレクトロコアに近い音になっている。

3枚目、4枚目のアルバム以降も音楽性が変化(進化)し続け5枚目の『That’s The Spirit』(2015年)の頃には完全に初期のデスコアの要素は無くなりメインストリームのモダンロックを鳴らすバンドに変貌している。

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【アルバム『Count Your Blessing』収録曲紹介】

1.   プレイ・フォー・プラグス[Pray For Plagues] (4:21)

オリヴァー・サイクス(Vo)のヤバい咆哮から幕開け1:02からいきなりブレイクダウン・パートに突入!その後も緩急を使い分ける曲展開、後半のメロディアスなギターソロもいい!

2.  Tell Slater Not To Wash His Dic (3:30)

2曲目も全くテンション落ちず、ブチ切れグロウルが終始鳴っている、そのパワフルなエナジーはどこから来るのか。

3.  Braille (4:29)

マットのブラストビートが圧巻、一曲の中に複数のブレイク・ダウンパートがあり緩急が凄まじいことになっている。

4. A Lot Like Vegas (2:09)

暴虐の限りを尽くすリフの乱打がヤバイ、ギターソロも是非聴いて欲しい。

5. Black And Blue (4:33)

イントロのリフが素敵な曲、急転直下叩き落とすブレイクダウン・パートが凄まじい。

6.  Slow Dance (1:16)

1分16秒のインストだが、箸休めにしてはやかましすぎる、最高。

7.  Liquor And Love Lost (2:39)

オリヴァーのグロウルとカーティスのガテラルがぶつかり合うアグレッションに満ちた曲。

8.  (I Used to Make Out With) Medusa (5:38)

メロディアスなリフとアグレッシブなボーカルの絡みが聴く者を引きつける、ブレイクダウンもしっかり入っている。80年代のメタルを思わせるギターソロも良い

9.  Fifteen Fathoms, Counting (1:56)

インスト曲、メロディーが綺麗、ポスト・ロック的なアプローチかな? なんかモグワイっぽい、現在のBMTHの片鱗を感じる曲。

10. Off The Heezay (5:39)

前曲での気持ちのいい静寂を変態ガテラルで無理やりぶち壊すww

アルバムの最後に相応しい凄まじいアグレッションで突き進む曲。

まとめ

最新アルバム『amo』(2019年)から入った人は『Count Your Blessing』を聴いてどう思だろうか? あまりの変貌っぷりに同じバンドとは思わないかも知れない、アルバムごとにカメレオンのように変遷していく様は同じUKのバンドであるプライマル・スクリームと同じ匂いを感じる。

モダン・ロックもヘヴィメタルも好きな自分は昔と今、どちらのBMTHも大好きだ、このアルバムがBring Me The Horizonの原点にして最高のデスコア・アルバムだ。

 

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