インキュバス『S.C.I.E.N.C.E.(サイエンス)』(1997年)〜摩訶不思議なミクスチャー体験!〜

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みなさんこんにちはマナです!今日はインキュバスのアルバム『S.C.I.E.N.C.E.(サイエンス)』を紹介します、それではいきましょう!

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【インキュバス メンバー紹介】

インキュバス(Incubus)は1991年にアメリカ合衆国カリフォルニア州で結成されたロックバンドである、アルバム『S.C.I.E.N.C.E.(サイエンス)』(1997年)リリース時のバンドメンバーは以下の5名。

  • ブランドン・ボイド(ボーカル、ディジュリドゥ、ジャンベ)
  • マイク・アインジガー(ギター)
  • アレックス・カツニッチ(ベース)
  • ホセ・アシーヤス(ドラムス)
  • DJキルモア(ターンテーブル)

 

【初期インキュバスの激しさと繊細さ!】

今やニューメタルという枠組みでは収まらないバンドになったインキュバス、初期の彼らはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ311(スリーイレブン)などの影響を感じさせるミクスチャーロックを奏でていた、ただ単に激しいだけではなく、ライブでの即興演奏的な展開など明らかに他のニューメタル・バンドとは異質なバンドだった。

【ミクスチャーロックの名盤 S.C.I.E.N.C.E.!!】

ファーストアルバム『Fungus Amongus』(1995年)をリリースしたインキュバスは1997年にセカンドアルバム『S.C.I.E.N.C.E.』をリリースする。

このアルバムは世に溢れるニューメタルとは一線を画し、ラップメタルだけではなく、メロディックやサイケデリックな要素を内包し、緩急を変幻自在に操ることで唯一無二の摩訶不思議なミクスチャーサウンドを完成させている!

ミクスチャーロックの名曲が多数収録されており、初期のインキュバスが好きなファンからの人気が高い。

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【アルバム『S.C.I.E.N.C.E.』収録曲紹介】

1. リディファイン[Redefine] (3:51)

オーストラリアの先住民アボリジニの民族楽器であるディジュリドゥを使用した奇妙なイントロから一気にバンドサウンドが入ってきてインキュバスの世界観に引っ張りこまれる。

曲終盤の畳み掛ける様な展開もすごい。

2. ヴィタミン[Vitamin] (3:31)

無重力空間を思わせるイントロから、ブランドンの凄まじいボーカルが入ってきて聴き手に快感をもたらす、DJキルモアのスクラッチも聴いていて気持ちいい。

3. ニュー・スキン[New Skin](3:51)

アフリカの民族楽器ジャンベを使用したイントロが特徴的、ラップ・メタルの超名曲だ、初期インキュバスの代を表曲でライブでのモッシュ不可避のキラーチューンだ。

4. イディオット・ボックス[Idiot Box](4:07)

サイケデリックなニューメタルソング、アレックスの重いベースラインにマイクの怪しさ満点のギターが乗り聴き手をトリップさせる。

5. グラス[Glass](3:37)

サビでのブランドンの伸びやかなボーカルが楽しめる、ラップメタル曲。

6. マジック・メディシン[Magic Medicine](3:03)

インスト曲、DJキルモアの生み出す強烈なブレイクビーツが楽しめる、ホセの乾いたドラムが癖になる一曲だ。

7. ア・サーティン・シェード・オブ・グリーン[A Certain Shade Of Green](3:11)  

ミュージックビデオも制作されたラップメタルの名曲、激しいサウンドとマイクのギタープレイが凄まじい、ライブのハイライトでよく演奏されていた初期インキュバスの代表曲だ!

8. フェイヴァリット・シングス[Favorite Things](3:10)

疾走感あふれるラップ・メタルナンバーでライブでも盛り上がる曲だ。

9. サマー・ロマンス(アンチ・グラヴィティ・ラヴ・ソング)[Summer Romance (Anti-Gravity Love Song)](4:25)

ミドル・テンポのロックナンバー、曲後半のギターソロもメロディアスで良い、非常にロマンチックな曲。

タイトル通り真夏のビーチで聴きたくなる。

10. ネビュラ[Nebula](3:49)

Aメロからサビにかけ、複雑な緩急を織り交ぜて展開していく楽曲だ、ブランドンの爆発するようなスクリーム・ボーカルが熱い!!

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11. ディープ・インサイド[Deep Inside] (3:55)

アレックスのスラップベースが唸る名曲

12. カルゴーン[Calgone] (16:05)

静かなイントロから激しい展開に移り変わる、何度も転調する複雑な曲

【まとめ】

インキュバスの『S.C.I.E.N.C.E.』は他とは一味違うミクスチャーロックが多数収録されている、エヴァーグリーンなサウンドも聴くたびに発見することが多く、長く楽しめる一枚だ!

 

 

 

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