マイ・ケミカル・ロマンス『ザ・ブラック・パレード』(2006年)〜絶望と希望のパレード〜

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【マイ・ケミカル・ロマンス メンバー紹介】

マイ・ケミカル・ロマンスはアメリカ合衆国ニュージャージー州で2001年に結成されたロックバンドである、アルバム『ザ・ブラック・パレード』リリース時のメンバーは以下。

  • ジェラルド・ウェイ(ボーカル)
  • レイ・トロ(ギター)
  • マイキー・ウェイ(ベース)
  • ボブ・ブライヤー(ドラムス)

【ブラック・パレードへようこそ!】

マイ・ケミカル・ロマンスのサードアルバム『ザ・ブラック・パレード』は生と死をテーマにしたコンセプトアルバムである。

歴代の有名なコンセプトアルバム、ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド』クイーン『オペラ座の夜』そしてグリーン・デイ『アメリカン・イディオット』などと比べても何ら遜色ないロックの傑作アルバムである!

 

【マイケミってエモなの?】

マイ・ケミカル・ロマンスはエモバンドなのか?

よく議論のネタになるトピックではあるが、これについてはフロントマンであるジェラルド・ウェイは明確に「マイ・ケミカル・ロマンスはエモではない」と否定している。

 

【アルバム『ザ・ブラック・パレード』収録紹介】

1.  ジ・エンド[The End](1:52)

イントロの心電図の電子音が死を連想させる

2.  デッド![Dead!](3:15)

いきなり凄まじいテンションで展開される激しいポップパンク、静謐で厳かな一曲目が終わった瞬間に凄まじいカッティングギターが切り込んでくる展開が最高にロックだ!

3.  ディス・イズ・ハウ・アイ・ディサピアー[This Is How I Disappear](3:59)

曲の途中でクラシックの要素も取り込んでいることにセンスを感じる。

4.  ザ・シャーペスト・ライヴス[The Sharpest Lives](3:20)

5.  ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレード[Welcome To The Black Parade](5:11)

ウェルカム・トゥ・ザ・ブラック・パレードはアルバムのハイライトにしてマイ・ケミカル・ロマンスの代表曲だ、静謐なイントロのピアノから徐々に複雑に展開し、凄まじいパンクに切り替わる展開は聴き手に快感をもたらす、その構成の見事さはクイーンのボヘミアン・ラプソディと比較しても何ら遜色ない。

マナ
マナ

超名曲だよ!

生と死を赤裸々に語った感動的な歌詞とサビの異常なまでのキャッチーさは唯一無二の才能を感じさせる。サマーソニック2009でこの曲が演奏された時の狂乱と、オーディエンスの耳を擘く大合唱は僕は生涯忘れることはない!

6.  アイ・ドント・ラヴ・ユー[I Don’t Love You]()

7.   ハウス・オブ・ウルヴス[House of Wolves]()

8.  キャンサー[Cancer]

9.   ママ[Mama]

10.  スリープ[Sleep]

ピアノの旋律とロックミュージックが高次元で融合している

 

11.  ティーンエイジャース[Teenagers]

今までのシリアスな空気から一転、能天気なポップパンクナンバーだ

 

12.  ディスエンチャンテッド[Disenchanted]

13.  フェイマス・ラスト・ワーズ[Famous Last Words]

まとめ

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