こんにちは運営者のマナです、今日はセックス・ピストルズを紹介します。このバンドに関しては黙ってアルバム『ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス』を聴いてもらうのが一番早い! 以上!!
・・・というのはもちろん冗談だが、そんな暴言を吐きたくなるくらいセックス・ピストルズと言うバンドは勢いと若いエナジーに満ちたバンドだったのだ!!
【セックス・ピストルズ メンバー紹介】
セックス・ピストルズはイングランドのロンドンで1975年に結成されたパンクバンドだ、アルバム『ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス』リリース時のバンドメンバーは以下。
- ジョニー・ロットン(ボーカル)
- スティーヴ・ジョーンズ(ギター)
- グレン・マトロック(ベース)→シド・ヴィシャス(ベース)
- ポール・クック(ドラムス)
グレン・マトロックに変わるベーシストとしてシド・ヴィシャスが加入し1977年にファーストアルバム『ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス』を発表する。
【パンクロックの出現とプログレッシブロック、ハードロックの衰退】
セックス・ピストルズがデビューする前の1970年前半のアメリカやイギリスはプログレッシブロックやハードロックなどの「一曲が長い」「テクニカルな演奏スキル」「複雑なギターソロ」を特徴にしたバンドがシーンを形成していた。
しかし血気盛んな若者たちの中には「そんな長ったらしい音楽は退屈だ!俺たちはもっとシンプルな音楽がやりてーんだ!」という連中が出てくる。

プログレやハードロックは退屈なの?

そう思う若者が多かったみたい。

だからパンクの登場は衝撃的だったんだね!
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【アメリカとイギリスで共鳴するパンク!!】
1974年くらいからアメリカでラモーンズやパティ・スミス、テレヴィジョンなどがニューヨークパンク・シーンを形成し、その熱がイギリスにも伝播していく。
この時代たくさんのUKパンクバンドが生まれた、ザ・クラッシュ、ザ・ダムド、ザ・ジャム、ザ・ストラングラーズなどが有名どころだ。
パンクロックの登場以降、プログレッシブロックやハードロックなどのジャンルは前時代的な音楽としてパンクス達の批判の対象になりその規模が縮小していくことになる、この現象は後のグランジとL.A.メタルの関係にも言えるだろう。
パンクは基本シンプルな3コードで曲が作られているので「これなら俺にも出来んじゃね?」という取っ付き易さがあった、
【伝説のファーストアルバム Never Mind The Bollocks!】
1978年のアメリカツアー中にジョニー・ロットンが脱退しセックス・ピストルズは『Never Mind The Bollocks』1枚で崩壊してしまう、他にも編集盤がいくつか出ているが、パンク・ロックが好きな人ならまずはこのファーストアルバムは外せないだろう、ちなみにボロックスはキ〇〇マって意味だw
【アルバム『ネヴァー・マインド・ザ・ボロックス』収録曲紹介】
1. ホリデーズ・イン・ザ・サン[Holidays in the Sun]
邦題は「さらばベルリンの陽」60年代のガレージロックを彷彿とさせるサウンドとジョニー・ロットンの吐き捨てるようなボーカルに衝撃を受ける、挨拶代わりの一曲!
2. ボディーズ[Bodies]
サビで曲名を連呼する破れかぶれの曲
3. ノー・フィーリング[No Feeling]
疾走感たっぷりのシンプルなロックンロール!
4. ライアー[Liar]
キャッチーなメロディーに乗せと糾弾する名曲
5. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン[God Save the Queen]
セックス・ピストルズの代表曲、シンプルなパンクサウンドに乗せて女王陛下とイギリス王室を批判しまくる!! タイトルの「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」はイギリス国家から来ている。
日本に置き換えると天〇〇下を直接名指しで批判しているようなものか・・そう考えるといかにヤバい曲か判るだろう、後半の「ノー フューチャー!!」の連呼が凄まじい。
6. プロブレムス[Problems]
7. セヴンティーン[Seventeen]
8. アナーキー・イン・ザ・U.K.[Anarchy in the U.K.]
無政府主義を歌い込んだ政府批判の名曲、ここまでノーを突きつけるのは潔すぎる。
9. サブミッション[Submission]
10. プリティ・ヴェーカント[Pretty Vacant]
11. ニューヨーク[New York]
12. E.M.I.
所属していたレコード会社EMIを批判した曲、ピストルズの数々の悪行に頭を抱えたEMIはピストルズの契約を解除した、軽快なメロディーにのせてジョニーがEMIに罵詈雑言を浴びせる名曲。
【まとめ】
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