ソーシャル・ディストーション『マザーズ・リトル・モンスター』(1983年)〜アメリカンパンクの兄貴分!

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【ソーシャル・ディストーション・イズ・グレート・パンクス!】

ソーシャル・ディストーション(Social Distortion)は1978年にアメリカ合衆国カリフォルニア州で結成されたパンク/ハードコア・バンドだ、アルバム『マザーズ・リトル・モンスター』リリース時のメンバーは以下。

  • マイク・ネス(ボーカル)
  • デニス・ダネル (ギター)
  • ジョン・マウラー(ベース)
  • デレク・オブライエン(ドラムス)

【ソーシャル・ディストーションってどんな意味?】

僕は以前からこのバンドのファンだったので2020年からの例のウイルスの流行により世間で「ソーシャル・ディスタンス」「ソーシャル・ディスタンス」と言われているのを聴き、そのたびにバンド名とごっちゃになって頭が混乱してしまう、「ソーシャル・ディストーション」の意味は「社会的歪み」だ。

【マザーズ・リトル・モンスターはハードコアパンクの名盤!】

ソーシャル・ディストーションは1983年にファーストアルバム『マザーズ・リトル・モンスター』をリリースする、このアルバムはストレートなハードコアパンクだ。

活動を続けていくうちにパンクサウンドにロックンロールやロカビリー、ガレージ・パンクの要素を取り入れて音楽性を徐々に変化させていった。

しかしどんなに音楽性が変化してもバンドが掲げる”パンク”と言うアティチュードは不変である、そういう姿勢が世界中のパンクスから熱い支持を得ている理由だろう。

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【アルバム『マザーズ・リトル・モンスター』収録曲紹介】

1.  ザ・クリープス(アイ・ジャスト・ワナ・ギヴ・ユー)[The Creeps (I Just Wanna Give You)] (2:02)

いきなり疾走感抜群のハードコアパンクが展開されている。

2.  アナザー・ステイト・オブ・マインド[Another State of Mind] (2:37)

マイク・ネスの漢気溢れるボーカルが熱すぎる!、デニスのシンプルだが確実にツボを突くギターも見事!

3.  イット・ワズント・ア・プリティ・ピクチャー[It Wasn’t a Pretty Picture] (3:09)

ヘヴィなアプローチの曲、タイトなドラムが響きわたる!

4.  テリング・ゼム[Telling Them](3:11)

どこかロンドンパンクの匂いがする曲、ザ・クラッシュっぽい?中盤のギターソロが大好き。

5.  アワー・オブ・ダークネス[Hour of Darkness] (2:48)

明らかにライブでモッシュを誘発するスピード・ナンバー!

6. マザーズ・リトル・モンスター[Mommy’s Little Monster] (3:32)

アルバムタイトル曲、60年代のガレージ・パンク風の非常にノリの良い曲。

7.  アンチ・ファッション[Anti-Fashion](2:18)

高速2ビートナンバー、2分ぐらいで言いたいこと言って、すぐ次に行く潔さがある。

8.  オール・ザ・アンサーズ[All the Answers](2:22)

明るい疾走曲、カリフォルニアのパンクスらしい爽やかさが見える。

9.  モラル・スレート[Moral Threat](5:15)

最終曲、アルバム中で最もヘヴィな曲、中盤一気にテンポを落とすギターソロはまるで後のメタルコア・バンドのブレイクダウンパートの元祖みたいだ。

【まとめ】

ソーシャル・ディストーションは熱く激しいパンクが聴きたいなら外せないだろう。

 

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